魚谷侑未

魚谷 侑未
Yuumi Uotani 2020.jpg
2020年撮影
基本情報
出身地 新潟県 22柏崎市
生年月日 (1985-11-02) 1985年11月2日(36歳)
プロ入会 2008年
所属団体 日本プロ麻雀連盟
Mリーグ
初ドラフト 2018年/1巡目
2018- セガサミーフェニックス
テンプレートを表示

魚谷 侑未(うおたに ゆうみ、1985年11月2日[1] - )は、日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士(25期・七段)[1][2]新潟県柏崎市出身[1]。血液型はB型[3]。趣味はゲーム乗馬[3]

YouTubeチャンネル「ゆーみんちゃんねる」にて、バーチャルYouTuberとしても活動している。

来歴

風のシルフィードを読んで騎手を志し、競馬学校に落ち、地元の高校に進学してからもトレーニングも行っていたが[3]2007年麻雀を覚えてプロ雀士を志し、地元・柏崎市愛知県豊橋市フリー雀荘で働きながら技術を磨く[1]

2008年9月、麻雀を覚えて1年、点数計算を覚えて3ヵ月でプロ試験に合格[4]

2009年日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士としてデビュー[1]

2011年、第六期女流桜花に初出場で優勝。

2012年、和久津晶との勝負に勝ち、第七期女流桜花を連覇。

2012年10月、女流モンド杯初出場で初制覇。

2013年、第12回天空麻雀女性大会に、天空麻雀初出場で初優勝を果たす。

2013年、モンド王座杯初優勝、テレビ放映されるこの対局の優勝で応援してくれる人が顕著に増えたことを実感した[5]

2013年、第23期最強戦で決勝卓に残り、沢崎誠の2位となる。

2014年、パリで行われた第一回リーチ麻雀世界選手権において総合11位で最優秀女性選手賞を受賞[6]

2016年7月、モンド王座杯を連覇し、史上最多3回目の優勝。

2018年1月、鳳凰戦B1で2位となりA2リーグに昇格[7]

2018年4月、女流プロ麻雀日本シリーズで優勝。

2018年に行われたMリーグドラフト会議にて、セガサミーフェニックスから1位指名を受ける[8]

2018年10月、日本オープンで女性初の優勝、魚谷にとっても主要団体の男女混合タイトルは初優勝。

2018年11月、王位戦で女性2人目となる優勝、この年だけで3タイトルを獲得する。

2020年3月、MリーグⅡ019-2020においてリーグ初の1シーズン2回役満をあがるなど大活躍し、レギュラーシーズンMVPと最高打点賞の2冠を獲得。

2021年1月16日に同じ日本プロ麻雀連盟に所属する宮澤太佑と入籍したことをTwitterにて発表[9]

2021年2月女流モンド杯最多となる3回目の制覇。

2021年10月、モンド王座杯で、自身の記録を更新する史上最多の4回目の優勝。

2021年12月17日、9年ぶりに第16期女流桜花で3回目の優勝。同決勝では、ここ10年女流桜花の決勝卓で幾度となく同席し、歴代最多4回の優勝を誇る仲田加南をマークする麻雀を初めて打ったと語っている[10]

2021年12月19日、30代40代のみの新設タイトルである第一回鸞和戦に優勝。3日間で2つのタイトルを獲得する。

2022年1月、鳳凰戦B1に降格。

人物

第六期第七期女流桜花優勝で二度とも涙を流すなど、プロ入り当初は嬉しい悲しいにかかわらずよく泣いていたため、鳴きの多い雀風とかけて、泣き虫マーメイドとも言われていた[11]

2022年5月から近代麻雀にて、魚谷をモデルにした「泣き虫マーメイド」が連載開始。

最初に女流桜花をとったときは、好きな人にフラれたため、自分には麻雀しかないという気持ちで優勝した。目標であったタイトルである女流桜花を獲得してしまったため、その後1年ほどは燃え尽きていた[12]

女流桜花3回だけでなく、MリーグMVP、日本オープン、王位戦、モンド王座杯と、男性混合タイトルを複数とっていることもあり、それまで新人女流プロが口にする目標が二階堂亜樹ばかりだったのが、魚谷に憧れて受験したという人が増えている[13]

第七期女流桜花決勝を争った和久津晶とは良いライバル関係であり、日本オープン優勝時にも和久津を意識している旨発言している[14]

2012年頃は、プロクイーン決定戦で優勝し女子3冠をとりたいと発言していたが、男女混合タイトルを取った頃から目標は鳳凰位となっている。

2011年頃に女流研修会で出会ってから高宮まりとは親友[15]、第10回のモンド王座決定戦では同卓してタイトルを争ったが、自身3位、髙宮4位と奮わなかった。

髙宮からは取扱説明書として、「思ったことをハッキリ言う。」「その時好きなものをtwitterで調べてからプレゼントをあげるとよい」「不満があるとtwitterで発表されます。」「興味のないことは誘っても応じてくれないのでNGです。」「絵とか景色にはあまり興味がない」「猫のように気まぐれでかわいい方」等と(愛情をもって)評されている[16]

Mリーグの戦績

2018年 ドラフト会議でセガサミーフェニックスから1位指名された[17]。チームメンバーは近藤誠一と茅森早香。10月18日の第2試合で女流プロ第1号となる1勝目を挙げる。開幕前には男性プロと対等に戦えると宣言していたが不振から抜け出せず、個人スコアは全21選手中18位、チームも7チーム中6位でレギュラーシーズンを終えた。

2019年 チームメンバーは近藤誠一と茅森早香と和久津晶。9月30日のシーズン開幕戦で勝利を飾ると、その後も好調を維持。2月27日の第1試合で国士無双、3月3日の2回戦で四暗刻と、リーグ史上初の2週連続1シーズン2度目の役満をアガる[18]。個人としては個人スコア首位451.4pt、最高スコア9万4400点、10連続試合連対記録。レギュラーシーズンMVPと最高打点賞の2冠獲得。セガサミーフェニックスはレギュラーシーズン首位。チームのファイナルシリーズ進出の大きな原動力となった。

雀風

近年は鳴くことが減っているが、名前に「魚」が含まれていることに加え、鳴き仕掛けを多用する打ち筋から「最速マーメイド」とも呼ばれる[3][19]。2012年頃には、私が鳴きを志したときに、楽な道じゃないし、人から認められにくいし、嫌われる可能性もあるなぁって分かっていたけど、その道を選んだと語っている[20]

運や流れといった要素よりも確率を重視するデジタル派雀士である[3]

得意な手役は「鳴き仕掛けでも満貫になりやすい」という理由で混一色(ホンイツ)。

獲得タイトル

  • 女流桜花:3期(第6期・7期[1]・16期[21]
  • 王位:1期(第44期)
  • 日本オープン:1期(第16期)[22]
  • 女流プロ麻雀日本シリーズ2018[23]
  • 鸞和戦 優勝:(第1期[21])
  • Mリーグ MVP:1回(2019シーズン)
  • 女流モンド杯 優勝:(第10回・12回・18回)[1][24]
  • モンド王座決定戦 優勝:(第9回・11回・12回・17回)[1][24]
  • 天空麻雀女性大会(第12回・19回・23回)

Mリーグ成績

レギュラーシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着 参照
Pt 順位 平均 順位 順位
2018-19 セガサミーフェニックス 27 ▲249.1 18/21 ▲9.2 53,000 ―― 0.67 17/21 0.4074 0.1852 2.72 5 0 6 1 6 0 9 [25]
2019-20 セガサミーフェニックス 27 451.4 1/29 16.7 94,400 1/29 0.8148 5T/29 0.6667 0.3704 2.15 10 0 8 0 4 0 5 [26]
2020-21 セガサミーフェニックス 26 ▲179.3 23/30 ▲6.9 41,600 29/30 0.8462 3T/30 0.4231 0.1538 2.58 4 0 7 0 11 0 4 [27]
2021-22 セガサミーフェニックス 26 ▲128.7 21/32 ▲5.0 58,800 17/32 0.6923 24/32 0.3846 0.2308 2.69 6 0 4 0 8 0 8 [28]
通算 106 ▲105.7 ▲1.0 94,400 0.7547 0.4717 0.2358 2.53 25 0 25 1 29 0 26
  • 個人賞は規定打荘数(20半荘)以上の選手が対象
  • 着順の1.5、2.5、3.5は1着同着、2着同着、3着同着
  • 2019年シーズンから最高スコアが表彰対象に
ポストシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着
Pt 平均
セミファイナルシリーズ
2019-20 セガサミーフェニックス 6 0.5 0.1 35,800 0.8333 0.6667 0.1667 2.33 1 0 3 0 1 0 1
2021-22 セガサミーフェニックス 4 18.1 4.5 48,500 1.0000 0.5000 0.2500 2.25 1 0 1 0 2 0 0
セミファイナル通算 10 18.6 1.9 48,500 0.9000 0.6000 0.2000 2.30 2 0 4 0 3 0 1
ファイナルシリーズ
2019-20 セガサミーフェニックス 6 126.0 21.0 42,900 1.0000 0.8333 0.3333 1.83 2 0 3 0 1 0 0
2021-22 セガサミーフェニックス 3 32.3 10.8 36,100 1.0000 0.6667 0.3333 2.00 1 0 1 0 1 0 0
ファイナル通算 9 158.3 17.6 42,900 1.0000 0.7778 0.3333 1.89 3 0 4 0 2 0 0
ポストシーズン通算 19 176.9 9.3 48,500 0.9474 0.6842 0.2632 2.11 5 0 8 0 5 0 1

出演

著書

  • 『ゆーみんの現代麻雀が最速で強くなる本』鉄人社、2016年5月23日。ISBN 978-4865370577。 
    • 『改訂版 ゆーみんの現代麻雀が最速で強くなる本』鉄人社、2020年10月1日。ISBN 978-4865371987。 
  • 『麻雀が強くなるための心と技術 (近代麻雀戦術シリーズ)』竹書房、2019年10月2日。ISBN 978-4801920286。 

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h ゆーみんの現代麻雀が最速で強くなる本 - Amazon.co.jp、2018年4月30日閲覧
  2. ^ プロ雀士紹介(魚谷侑未) - 日本プロ麻雀連盟公式オンライン麻雀「ロン2」、2022年8月13日閲覧
  3. ^ a b c d e 魚谷侑未 最速マーメイドは実力派かわいい系雀士 - 麻雀豆腐、2016年4月30日閲覧
  4. ^ “プロ雀士コラム/「プロテスト実行委員会」 魚谷 侑未 | 日本プロ麻雀連盟”. 2022年4月27日閲覧。
  5. ^ “第214回:プロ雀士インタビュー 魚谷侑未 インタビュアー:浜野太陽 | 日本プロ麻雀連盟”. 2022年4月27日閲覧。
  6. ^ “プロ雀士コラム/第1回リーチ麻雀世界選手権レポート ケネス徳田 | 日本プロ麻雀連盟”. 2022年4月27日閲覧。
  7. ^ “プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第34期 B1・B2リーグ 後期最終節成績表 | 日本プロ麻雀連盟”. 2022年4月27日閲覧。
  8. ^ 魚谷侑未 - Twitter 2018年8月7日
  9. ^ 魚谷侑未 [@yuumi1102] (2021年1月16日). "私事で大変恐縮ですが、本日2021年1月16日に同団体の宮澤太佑さんと入籍致しました。" (ツイート). Twitterより2021年1月16日閲覧
  10. ^ “第233回:プロ雀士インタビュー前編 魚谷侑未 インタビュアー:福光聖雄 | 日本プロ麻雀連盟”. 2022年4月27日閲覧。
  11. ^ “プロ雀士スーパースター列伝 魚谷侑未編|近代麻雀黒木|note” (日本語). note(ノート). 2022年4月27日閲覧。
  12. ^ Width='28' />福山純生 (雀聖アワー), <img Alt='avatar' Src='https://Mj-News net/Wp-Content/Uploads/2018/05/639a2e2d369b3bde7379112695a46148-28x28 jpg' Class='avatar Avatar-28 Photo' Height='28'. “魚谷侑未「自分には何もない」挫折したからこそみつけた人生の宝物 Mリーガー列伝(25)” (日本語). 麻雀ウォッチ. 2022年4月27日閲覧。
  13. ^ 『麻雀プロMリーグ選手名鑑』竹書房、2018年10月1日、117頁。 
  14. ^ “第183回:プロ雀士インタビュー 魚谷 侑未 インタビュアー:大和 | 日本プロ麻雀連盟”. 2022年4月27日閲覧。
  15. ^ “プロ雀士インタビュー/第100回:高宮 まり | 日本プロ麻雀連盟”. 2022年4月27日閲覧。
  16. ^ (日本語) 高宮まりプロが作る魚谷侑未プロのトリセツがファン必見すぎる内容だったw!, https://www.youtube.com/watch?v=rkz3HemKJr4 2022年4月25日閲覧。 
  17. ^ “初代Mリーガー21名誕生” (日本語). M.LEAGUE(Mリーグ) (2018年9月10日). 2019年3月23日閲覧。
  18. ^ “「ウルッと来ちゃいました…」魚谷侑未、リーグ史上初1シーズン2度目の役満で個人トップに/麻雀・Mリーグ” (日本語). Abema 麻雀 TIMES. 2020年3月4日閲覧。
  19. ^ 竹書房近代麻雀』2019年4月号付録 麻雀プロ名鑑 8頁
  20. ^ “プロ雀士インタビュー/第10回女流モンド杯優勝特別インタビュー:魚谷 侑未 | 日本プロ麻雀連盟”. 2022年4月27日閲覧。
  21. ^ a b 東川亮. “後方一気のハナ差決着! 魚谷侑未、わずかな勝機を逃さぬ我慢と決断【Mリーグ2021観戦記12/20】担当記者:東川亮”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2021年12月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211220230303/https://kinmaweb.jp/archives/152250 2022年1月8日閲覧。 
  22. ^ 第16回日本オープン - 日本プロ麻雀協会公式サイト
  23. ^ 女流プロ麻雀日本シリーズ2018 - 日本プロ麻雀連盟公式サイト
  24. ^ a b モンド麻雀プロリーグ 大会成績&結果 - MONDO TV
  25. ^ 近代麻雀2019年6月号特別付録 「Mリーグ2018選手データ名鑑」
  26. ^ “チーム成績表” (日本語). M.LEAGUE(Mリーグ). 2020年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月4日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  27. ^ “チーム成績表” (日本語). M.LEAGUE(Mリーグ). 2021年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月30日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  28. ^ “チーム成績表” (日本語). M.LEAGUE(Mリーグ). 2022年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月14日閲覧。※着順について同着時に誤差あり

外部リンク

  • 魚谷侑未オフィシャルブログ「魚谷侑未の麻雀奮闘記♪」 - Ameba Blog(2011年10月17日 - ):公式ブログとしては2013年9月28日の更新から。
  • ゆ〜みんの麻雀奮闘記♪ | 日本プロ麻雀連盟 魚谷侑未の麻雀ブログarchive.today、2014年6月26日) - http://jan39blog.com/yu-min/(2010年4月7日 - 2013年9月28日):上記のブログ移行前までの公式ブログ。
  • 魚谷侑未プロフィール - MONDO TV
  • 魚谷侑未 (@yuumi1102) - Twitter
  • 魚谷侑未 (@yuumiuotani) - Instagram
  • M.LEAGUE 2019 〜ROAD TO FINAL〜(ハイライト) - ABEMA
  • M.LEAGUE 2019 Re:mind セガサミーフェニックス 魚谷侑未 - ABEMA
  • ゆーみんちゃんねる - YouTubeチャンネル
  • りおみんちゃんねる - YouTubeチャンネル
Mリーグ
赤坂ドリブンズ
EX風林火山
KADOKAWAサクラナイツ
KONAMI麻雀格闘倶楽部
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
TEAM RAIDEN/雷電
U-NEXT Pirates
 
各シーズン
元MリーガーについてはCategory:Mリーガーを参照
王位 1期
1970年代
  • 1973 青木博
  • 1974 青木博
  • 1975 田中貞行
  • 1976 小原亮弘
  • 1977 荒正義
  • 1978 深野浩士
  • 1979 大類達夫
1980年代
1990年代
  • 1990 飯田正人
  • 1991 中島啓之
  • 1992 新津潔
  • 1993 野吹敬三
  • 1995 三好達也
  • 1996 羽山真生
  • 1997 羽山真生
  • 1998 井光一郎
  • 1999 鈴木譲
2000年代
2010年代
  • 2010 井出一寛
  • 2011 緒方剛
  • 2012 二見大輔
  • 2013 森下剛任
  • 2014 清原継光
  • 2015 石井一馬
  • 2016 樋口徹
  • 2017 野方祐介
  • 2018 魚谷侑未
  • 2019 森下剛任
2020年代
  • 2020 中止
  • 2021 渡辺史哉
日本プロ麻雀連盟主催のプロアマ混合オープンタイトル戦
2000年代
2010年代
2020年代
日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによるリーグ戦
日本オープン 優勝 1期
2000年代
2010年代
2020年代
日本プロ麻雀協会主催のプロアマ混合タイトル戦
MリーグMVP
2010年代
2020年代
個人スコアトップの選手をMVPとして表彰
Mリーグ最高スコア
2010年代
2020年代
平均打点のタイトルを廃止し、2019年シーズンより表彰開始